FX投資の基礎知識



ニューヨーク証券取引所の金ETFの動向は?

金ETF取引量が最大のニューヨーク証券取引所

ニューヨーク証券取引所の金ETFは、2006年の時点で残高400トン超と、その取引量は最大となっています。

また、ニューヨーク証券取引所に金ETFが上場された2004年11月18日の金(ゴールド)の現物価格(ロンドン)は444ドルほどでしたが、その後2年で624ドルとおよそ4割強も上昇しています。

なお、ニューヨーク証券取引所では白金のETFを検討しているともいわれており、南アフリカの電力供給不足による鉱山会社の生産の影響などにより、貴金属のETFに対する関心はますます高まりそうです。

大阪証券取引所の金ETFのリスクとは?

大阪証券取引所に上場している金ETFは、海外の金ETFとは異なり、金(ゴールド)を保全した投資信託とはなっていません。

これは、ロンドン渡しの金現物価格に連動する目的を持って発行された債券を組み込んだ投資信託だからです。

つまり、大阪証券取引所の金ETFというのは、金(ゴールド)の価格変動によるリスクにさらされているということです。

このリスクを軽減させるため金先物取引が有効な手段となることから、先物市場に影響を与える可能性があります。


大証の金ETFの組入れ銘柄は?
SPDR ゴールド・シェアと金預託
ニューヨーク証券取引所の金ETFの動向は?
金融危機と商品ETF
金(ゴールド)の投資判断は?

金ETFの主なリスクは?
SPDR ゴールド・シェアの価格算定は?
日本の年金基金と金ETF
いま金(ゴールド)が注目されている?
商品相場が底堅くなる要因(1)


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