金(ゴールド)の持つ性質を生かしたポートフォリオとは?
金(ゴールド)は安全資産ではなく、何か問題が起こった際のために避難しておく資産という意味の「避難資産」と受け止めておいたほうが、金(ゴールド)の持つ性質を生かしたポートフォリオが組めると思われます。
また、そのように考えますと、金投資の方法も色々と選択可能になります。
金(ゴールド)を「避難資産」としてポートフォリオに組み入れるには?
現物の金(ゴールド)を保有することなく、金(ゴールド)の持つ「避難資産」としてのメリットと値上がり益だけを狙いたい場合には「金ETF」があります。
また、ある程度まとまった資金があり現物の金(ゴールド)を手元に置いておきたいという場合には「金地金」があります。
さらに、そこそこ貯まったおカネで現物の金(ゴールド)を保有したいということであれば、「投資用金貨(地金型金貨)」があります。
なお、少額で投資したい、また買うタイミングがわからないという場合には「純金積立」があります。
通貨ポートフォリオに組み入れる金(ゴールド)の割合は?
一般的に、通貨ポートフォリオに組み入れる金(ゴールド)の割合は、資産の10%といわれています。
とはいえ、一律10%といっても、個人資産の量やどれだけリスクを取れるのか、さらにはライフプランなども考慮したうえで判断したいところです。
なので、もし多めに組み入れるのであれば、先物ではない現物の金(ゴールド)の場合で20%程度でもよいと思われます。この場合の現物の金(ゴールド)には、金ETFも含まれます。
また、余裕資金でリスクが取れるということであれば、経済環境や投資環境が不安定なときにはもう少し増やしてもいいのではないでしょうか。 |