FX投資の基礎知識



金投資のリスクとは?

セーフティ・アセットなら損をしない?

金(ゴールド)は「セーフティ・アセット」といわれていますが、これを単純に訳すと「安全資産」となります。

ただし、これを「安全資産」と訳してしまうと、「損をしないのでは」と少々誤解を招きそうです。

というのは、金(ゴールド)には、価格が上昇したり下落したりする「価格変動リスク」があるからです。

これは、金(ゴールド)を保有しているうちに値下がりして、資産価値が目減りするかもしれないということです。

金(ゴールド)には金利がつきませんから、価格が値上がりしない限り、どれだけ長期間保有しても預金のように増えることはありません。

金投資と外貨預金と似ている?

現在は、ドル建て預金であれユーロ建て預金であれ、ほとんどが金利ゼロであり、国内大手銀行のドル定期預金1年ものの金利は0.01%、ユーロ定期預金1年ものの金利は0.1%にすぎません(2010年2月18日現在)。

リスクについても、外貨預金には外国為替相場の変動によって円換算した場合の資産が増えたり減ったりする「価格変動リスク」があります。

このように考えますと、すでに外貨資産を保有していてリスクについてある程度理解されている人であれば、新たな通貨である金(ゴールド)はとっつきやすいかもしれません。


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