FX投資の基礎知識



1回の許容リスクは運用総額の2〜3%

1回の取引で許容できるリスクはどのくらいに設定すべきですか?

例えば、100万円の投資資金を用意して、最大で10万円の損失となるポジションを建てるというのは、ややリスクの取り過ぎといえるでしょう。

100万円の全額を証拠金として、10倍以上のレバレッジをかけて、米ドル/円で10万通貨単位(1,000万円以上)のポジションを建てたとしますと、為替レートがわずか1円動くだけで、投資資金の10%、10万円以上の損失を出すことになってしまうからです。

その後でこの損失を取り戻そうとすれば、さらにリスクを高めなければなりません。

ちなみに、1回の取引で許容できるのは、せいぜい運用総額の2〜3%程度といわれています。

この程度の損失で済むように、証拠金と投資通貨単位をコントロールするとともに、臨機応変に攻めるか引くかを決断するのが得策です。

なお、同じ資金量であっても、非常に荒れている相場では、取引を見送るか、あるいはストップロスをきつめに設定するなど、安全策を強化して行う必要があります。

ロスカットとは?

ロスカットというのは、ある一定以上の損失が発生した場合に、保有しているポジションが自動的に強制決済される、損切りのための機能をいいます。


順張りと逆張りは使い分けが大切
ストップロスは安易に変更しない
高レバレッジのスワップ金利狙いは危険
リスクと投資資金の管理が重要
FXでは1回ごとの勝負にこだわらない

ストップロス注文を使いこなす
レバレッジを効かせたスワップ狙い
3日分のスワップ金利を受け取る方法
1回の許容リスクは運用総額の2〜3%
相場から退場しないことが大切


チャートはテクニカル分析に必要不可欠
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