スワップ金利は支払いの方が多い
スワップ金利というのは、豪ドル/円やNZドル/円など高金利の通貨を買って、低金利の通貨を売る場合にはもらえますが、逆に高金利の通貨を売って、低金利の通貨を買うポジションの場合は支払わなければなりません。
ちなみに、例えばユーロ/円で、同じ通貨単位を、売り買い両方のポジションをつくる(両建て)場合には、為替レートの変動によるリスクはゼロになります。
しかしながら、支払いスワップは常に買いスワップよりも高い、あるいは良くても同額ですので、このような両建てポジションの場合は、支払いが上回るかプラスマイナスゼロとなってしまいます。
3日分のスワップ金利を受け取る
スワップ金利というのは、毎日、同じ額がつくわけではありません。
為替取引においては、実際の受け渡し2営業日後になりますので、水曜日から木曜日にかけてロールオーバーすると、その受け渡しは翌週の月曜日となり、金、土、日の3日分のスワップがつくことになります。
なお、祝日をはさんだ場合には、さらに1日分増えることになります。 |