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テクニカル分析の起源はダウ理論

ダウ理論とは?

世界の金融市場において、現在テクニカル分析として利用されているのは、ダウ理論、あるいはそこから派生したものが圧倒的に多いです。

ダウ理論というのは、ダウ・ジョーンズ社※の創設者であるチャールズ・ダウ氏が、1884年7月3日に初めて発表した株価平均に端を発します。

ちなみに、この株価平均は幾度かの改定を経て、アメリカ株式市場の代表的指標である現在のダウ工業平均株価となっています。

そして、ダウ氏の親友であるS・Aネルソン氏は、その株価平均を用いて市場全体を概観するという方法に着目しました。

1903年に、論説の中で「ダウ理論」という言葉を初めて用い、これがテクニカル分析の起源となったのです。

なお、その後もこの「ダウ理論」をもとに様々なテクニカル分析が開発・発表されましたが、その開発者や提唱者には金融ジャーナリストや記者が多いようです。

※1889年に、アメリカを代表する経済新聞ウォール・ストリート・ジャーナルを創刊しています。


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