短期投資のメリット・デメリット
短期投資というのは、投資期間を短く刻みますので、相場トレンドの急激な変化にもついていきやすくなります。
また、為替相場の頻繁な上下動に対応しなければなりませんが、1回で大きな利益を得る必要がありませんので、早目の損切りを確実に行うことによってリスクを抑えることができます。
ただし、短期投資の場合、取引の回数が多くなりますので、長期投資よりも支払う手数料が大きくなってしまいます。
つまり、コストの割合が大きくなることから、手数料が安くないと短期投資で利益を得ることは難しくなるといえます。
さらに、1回の利益を大きくするために、安易にレバレッジ倍率を高めてしまいますと、それだけリスクを広げることにもなります。
デイトレードのメリット・デメリット
短期投資の中には、1日のうちに、建てたポジションを手仕舞い、翌日まで持ち越さない「デイトレード」という方法があります。
FXでのデイトレードは、数日間、数ヶ月間にわたる取引とは異なり、金利収入を期待することができませんが、これは、スワップ金利がつくためには、翌日までポジションを持ち越すことが必要だからです。
なので、FXでのデイトレードでは、値動きのみによる利益に限られます。
その代わり、米ドル/円売り(米ドルを売る)というような、低金利の通貨に対して高金利の通貨を売るポジションであっても、支払いスワップが発生しませんので、金利を気にすることなく、売り買い両面で柔軟に取引することが可能です。 |