投資に要する期間を決める
自分の投資スタイルを決めるためには、様々な側面から考える必要がありますが、その中でも投資に要する期間は重要です。
投資というのは、一定期間でどれくらいの収益を獲得するのかがポイントとなりますが、短期間の売買を繰り返して利益を積み上げるのか、それとも長期間ポジションを維持して、一度の取引で大きな利益を得るのか、投資家によってもその方法が異なるからです。
長期投資のメリット・デメリット
長期の投資においては、多少の損失を出したとしてもある程度は我慢する必要があります。
頻繁に損切り※していては、長く投資を続けることにはならないからです。
一般的に、投資期間が長いほど、リスクは小さくなるといわれていますが、これは、為替レートの一時的な下落は、その後に一時的な上昇があれば打ち消されるからです。
多少の損をしても、あとでそれを補う反発が必ずありますので、大きなトレンド(上下動しながら一定方向に向かう動き)に乗れれば低リスクで利益を上げることが可能になります。
しかしながら、もし大きな流れを読み誤ったり、途中でトレンド変化したりすると、結果的に損失となる可能性は十分にあります。
なので、長期投資といっても、ポジションをそのまま放置しておいてよいということにはなりません。
※売却などをして損を確定知ることです。 |