金(ゴールド)は現金に換えやすいの?
金(ゴールド)というのは、通貨としての側面も持っています。なので、比較的、実物資産にしては流動性が高いといえます。
ちなみに、「流動性が高い」というのは、現金に換えやすいということを意味します。
金(ゴールド)以外の資産は現金に換えにくいの?
例えば、美術品は実物資産ですが、これは簡単には売却できません。
特に美術品を売る際には、画商に依頼するにしても、オークションに出品するにしても、面倒な手続きがつきまといますし、また、必ず売れるとは限りませんので、かなりやっかいといえます。
つまり、どんなに著名な作家の作品であっても、需要がなければ宝の持ち腐れになってしまうのです。
また、不動産の場合も同様で、買う際はともかくとしても、売るときには非常にやっかいです。
特に、不景気のときや不動産価格が下落しているときには、買い手を見つけるのはなかなか大変です。
その点、金(ゴールド)関連商品でしたら、金ETFはもちろんですが、金地金(金の延べ棒)やコイン(金貨)などの現物であっても、ほぼ普通の商品と同様に売買することが可能です。
金(ゴールド)は、国内だけでなく、世界のあらゆるところで現金に交換することができますので、これは金(ゴールド)の大きなメリットといえます。
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