FX投資の基礎知識



金(ゴールド)投資のメリット(2)

金(ゴールド)には希少価値があるの?

金(ゴールド)は、有史以来ずっと採掘されてきましたが、依然として希少価値があることに変わりありません。

これまでに人類の歴史を通じて採掘された金(ゴールド)の総額は16万1000トンといわれていますが、これは、50メートルのオリンピックプールにしておよそ3杯分にすぎません。

また、まだ発掘されていない埋蔵量は7〜8万トンといわれています。

なお、これを全部発掘したとしても、せいぜい23万〜24万1000トン程度※にすぎませんから、もしこのすべてが市場に出回ったとしても、供給過剰に陥ることは考えにくいです。

どちらかといえば枯渇が心配されているほどです。

※海底など発掘が難しい場所もありますので、全部が全部、発掘できるものでもありません。

金(ゴールド)が枯渇したらどうなるの?

もし金(ゴールド)の枯渇時期が近づくことになれば、今以上に携帯電話やテレビ、コンピュータなどの「中古金スクラップ」に注目が集まると思われます。

これは、宝飾品、金融資産、工業用原材料としての需要が根強いからです。

金関連商品にはどのようなものがあるの?

金関連商品としては、金ETFのほかにも、金現物(金地金、コイン、純金積立)、金ミニ(金先物)、金鉱株ファンドなどがあります。


商品相場が底堅くなる要因(2)
金(ゴールド)投資のメリット(1)
金(ゴールド)投資のメリット(3)
金地金に投資するには?
金地金の小売価格と売却価格

商品相場が底堅くなる要因(3)
金(ゴールド)投資のメリット(2)
金(ゴールド)投資のメリット(4)
金地金の購入方法は?
コイン(金貨)投資の注意点


Copyright (C) 2011 FX投資の基礎知識V「金(ゴールド)編」 All Rights Reserved