金(ゴールド)には希少価値があるの?
金(ゴールド)は、有史以来ずっと採掘されてきましたが、依然として希少価値があることに変わりありません。
これまでに人類の歴史を通じて採掘された金(ゴールド)の総額は16万1000トンといわれていますが、これは、50メートルのオリンピックプールにしておよそ3杯分にすぎません。
また、まだ発掘されていない埋蔵量は7〜8万トンといわれています。
なお、これを全部発掘したとしても、せいぜい23万〜24万1000トン程度※にすぎませんから、もしこのすべてが市場に出回ったとしても、供給過剰に陥ることは考えにくいです。
どちらかといえば枯渇が心配されているほどです。
※海底など発掘が難しい場所もありますので、全部が全部、発掘できるものでもありません。
金(ゴールド)が枯渇したらどうなるの?
もし金(ゴールド)の枯渇時期が近づくことになれば、今以上に携帯電話やテレビ、コンピュータなどの「中古金スクラップ」に注目が集まると思われます。
これは、宝飾品、金融資産、工業用原材料としての需要が根強いからです。
金関連商品にはどのようなものがあるの?
金関連商品としては、金ETFのほかにも、金現物(金地金、コイン、純金積立)、金ミニ(金先物)、金鉱株ファンドなどがあります。
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