どのような影響を受けて動くのですか?
為替というのは、世界の中での資本の移動なので、本来でしたらファンダメンタルズを反映して動くものです。
つまり、次のような、多岐にわたる要因が影響を及ぼします。
■各国の経済情勢
⇒ 金利水準、インフレ率、GDP、失業率...など
■需給動向
⇒ 貿易収支、資本収支...など
■各国の政治情勢
■その他の市場動向
⇒ 株式、金、原油...など
また、タイミングとしては、次のようなものを受けて動きます。
■各国のGDP、貿易統計、雇用統計など主要経済指標の発表
■G7(先進7か国蔵相会議)、米連邦公開市場委員会(FOMC)、欧州中央銀行(ECB)理事会、日銀金融政策決定会合などの決定事項
なお、なかには思惑的な売買や投機筋の売買によって短期的な動きを示すこともありますが、中長期的には、二国間の政治・経済動向に左右される傾向があります。
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