FXは外貨預金より取引手数料が安い?
FXは取引手数料が安いのも魅力です。
外貨預金では、一般的に取引ごとに1ドル当たり1円※の取引手数料がかかります。
取引ごとなので、銀行口座に預ける時に1円、引き出す時にも1円、往復で合計2円がかかります。
例えば、1ドル=100円のときに1万円をドル預金するとします。
まず、1万円をドルに交換しますと100ドル(1万円÷100円=100ドル)になりますが、ここで1ドル当たり1円の手数料がかかりますので、1万円(100ドル)につき100円差し引かれ99ドル預金することになります。
その99ドルを引き出すとに、1ドル=103円になっていれば、10,094円(98ドル×103円)と94円の利益になります。
ここで気づいてほしいのは、3円もドル高になったのに、わずか94円しか利益にならないということです。
逆に言えば、2円を超えるドル高になっていないと、元本割れしてしまうのです。
ちなみに、一気に3円もドル高になることはそれほど多くありません。
つまり、外貨預金では、多少ドル高になったくらいでは利益は出にくいのです。
一方、FXの手数料は、1ドル当たり10銭程度のところが多いようですから、例えばドルを買って、20銭以上のドル高になったところでドルを売れば、利益を確保できます。
※銀行や金融商品によって異なります。 |