FXと外貨預金の利益の出し方は?
外貨預金というのは、日本円をドルなどの外貨に換えて預金することです。
例えば、米ドルの場合でしたら、日本円を売って米ドルを買い、その米ドルを預金することになります。
ということは、ドル高傾向の場合には利益が出ますが、ドル安傾向のときには損をしてしまいます。
つまり、外貨預金では、外国通貨が上昇することでしか、利益を得られないということになります。
一方、FXでは、米ドルが下落すると予想する場合には、ドルを売って円を買うという取引も可能です。
つまり、FXなら、外国通貨が上昇しても、下落しても利益を得ることができます。
FXと外貨預金の為替レートの違いは?
外貨預金の為替レートというのは、銀行によっても異なりますが、およそ当日の午前10時頃の水準をもとに決められます。
なので、急にドル高になったからといっても、そのときの為替レートでは引き出せないことがあります。
つまり、外貨預金の場合には、よいタイミングを逃してしまうということがあるのです。
一方、FXの場合は、リアルタイムで常に変動していて、しかもいつでも注文を出せますので、しっかり為替相場の動きさえ見ていれば、売買のタイミングを逃さずにすみます。 |